クリスマスに思うこと

枕もとの毛糸の靴下の中にお菓子。その横には欲しかったもの。
寒くてもふとんから飛び起きて、わくわくしながらサンタからのプレゼントを抱えていた自分の幼い頃を思い出す。幼い頃はサンタに手紙を書いていたし、サンタはドアの鍵をうまくはずしてどんな家にも入って来れると信じていた。

サンタが身近な人なんだと気づいたのは、いくつの時だっただろう。現実がわかったとしても、幼い頃からのわくわく感もあって、クリスマスシーズンは大好きな季節になった。

santa1

クリスマスツリーを飾るたびに、いつか我が子のためにサンタ役をする自分をなんとなく頭の片隅にイメージしていたように思う。結婚して子どもが欲しいと願ってからは特にそうだった。

自然に家族が増え、クリスマスツリーも子どもたちと飾り、クリスマスも賑やかに食事をするイメージ。「プレゼントは昔のように枕もとじゃなくて、欧米風にツリーの根本あたりに置くのがいいのかな」なんて考えたことも覚えている。

でも、長きに亘る不妊治療がうまくいかず、なかなか我が子に逢えないとなると、クリスマスツリーを出して飾ることもなんだか空しくなっていった。街が賑やかに煌めき、人々が浮足立つようなクリスマスシーズンが、なんだか寂しく感じられてしかたない時もあったりして。

でも、子どもをあきらめ夫とふたりの暮らしを重ねる中、車窓から見える景色が変わるように私の気持ちも変わっていく。

5年前に大人ツリーを購入。しっとり上品で、落ち着いた華やかさのあるツリーに変えた。オーナメントも大人向け。

tree1

ツリーにオーナメントを飾り付ける作業は私の担当(夫は飾りつけをするようなタイプではない^^;)。私の周囲にいてくれる人たちのことを思いながら、ひとつひとつ飾り付けていく。

tree2

子どもに迷惑をかけないようにと自己管理に一生懸命な両親。
我儘を言っても理解を示してくれる先輩。
いつも寄り添ってくれる友。
真摯に活動を続ける仲間たち。
そして、未熟者の私に良き指導をしてくださる方々。
なにより私たちの決断を尊重しながら二人三脚で歩いてくれる夫。
愛らしく共にいてくれる愛犬たち。

これまでになく、今自分がいられるこの場所に感謝の気持ちが湧いたクリスマス☆
なぜだろう。

先日あるお店でもらったクリスマスカードにプリントしてあった「The story of a Christmas」をお伝えしたい。

*********************************************
暗い森の中、誰もいない、何も見えない・・・
ハリネズミはとても寂しく思いました。
すると1本の木の中から突然光が現れました。
よく見るとそこには1羽のフクロウがいます。

「何をそんなに落ち込んでいるのかな?」
「ここには誰もいないし、僕は一人ぼっちなんだ」
「本当にそうかな?もう1度まわりをよく見てごらん」

ハリネズミは言われたとおり、もう1度森の中にじっと目をこらしてみました。
すると、森のあちこちから光が現れたのです。
そこにはいろんな動物やきれいな飾りがあり、森の中はあっという間に輝きに包まれました。

「見えないと思えば見えない。見ようと思えば見えるのさ」

ハリネズミはたくさんの仲間と楽しいクリスマスを過ごしました。

(おわり)

************************************

「見えないと思えば見えない。見ようと思えば見える」

大切なものはひとつだけじゃなく、いくつもの大切なものが、あなたのまわりに隠されているかもしれませんね。

Merry Christmas!!

tree3

永森咲希

このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年12月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin