書籍「三色のキャラメル -不妊と向き合ったからこそわかったこと-」と共に

本日10月1日、私の書籍「三色のキャラメル -不妊と向き合ったからこそ」がついに刊行されました。

と同時に、「一般社団法人 MoLive(モリーヴ)」、動き始めました。

book

「子どもがほしい」「家族を増やしたい」

そんな平凡な願いを持ちながら、私は6年という年月を不妊治療に費やしました。

「母になりたい」というこの平凡な思いは、切実な願いに変わり、そして夢になりましたが、結局その夢が叶うことはありませんでした。

結婚さえすれば子どもに恵まれるわけではありません。

さまざまな理由があって、妊娠・出産までたどり着けない方も多くいらっしゃるでしょう。

この本は、妊娠を望むまで、妊娠を願っている時、そして子どもをあきらめてからについての私の体験記です。

生殖にかかわる極めてプライベートなことを赤裸々にすることに抵抗がなかったわけではありませんが、子どもを望んだ時間、そしてあきらめてからの時間、自分と向き合いながらもあふれ出る思いがあり、それを記録に残したいと思いました。

書き進めるうちに、「私の体験は、私だけのものではなく、多くの女性たちにとっても同様に、普遍的なものではないか」と思うようになりました。そして、「私の体験が、同じような悩みを持つ人にとって、何か参考になることがあるかもしれない」そんな風な思いに変わり、その思いが私の背中を押してくれました。

その結果生まれたのが、「三色のキャラメル -不妊と向き合ったからこそわかったこと-」です。

この本を通して、不妊当事者だけでなく、さまざまな立場の方々になんらかのメッセージが届けば嬉しいです。

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書籍「三色のキャラメル -不妊と向き合ったからこそわかったこと-」と共に」への4件のフィードバック

  1. 私が不妊の辛さを一番感じていた当時、永森さんも同じように辛い思いをされていたのですね。子どものいない人生を選択した今でも、子どもを授かりたかったという気持ちを消せずにいる私とも気持ちを共有していただけているようで、全く違う不妊体験なのに何度も涙が出てしまいました。
    永森さんは目の前に何度も立ちはだかるハードルを力強く飛び、その中で湧き上がってくる喜怒哀楽を、喜びきり、哀しみきる、その生命力溢れる生き方と歯切れの良さが、読後に晴れやかな余韻となって私の中に残っています。喜びも哀しみも人生の醍醐味であると示していただけた気がします。不妊という経験を含めた今までの人生を肯定し、これからの人生に精魂込めて生きたいと望んでいる私に勇気を与えてくださり、ありがとうございました。

    • Yoshinaさん、ご丁寧な読後の感想をありがとうございました。子どもをあきらめたからといって、不妊から卒業できるかといったらそうではない。子どもがいないという事実と向き合いながら生きていかなくてはならないのですものね。その思いといかに上手く向き合っていくか・・・。本の中の私に寄り添い、理解くださったYoshinaさんに心から感謝いたします。Yoshinaさんが尽くしてくださった言葉は、どれも私に優しく温かく、勇気をもって出版した甲斐があったと思えました。Yoshinaさんもどうぞ納得のいく素敵な人生をお送りくださいね。

  2. 永森さんの著書、三色のキャラメル、読ませて頂きました。
    すずちゃんが亡くなった時の光景が、私の実の父が亡くなった時の光景とダブり、涙が溢れてしまいました。
    私の父もすずちゃんと同じく、見事に命を生き切った幕引きの最期でした。

    何を持っているかではなく、どんな風に生きていくかが大事だと再認識できた、という永森さんのお言葉、まさにその通り、素敵だな、と私も思いました。

    三色のキャラメル。ちょうど、現在・過去・未来を内包してもいるのかな、と個人的に感じました。三色のキャラメルを食べながら、人生も味わい尽くす。
    どの色が現在・過去・未来かは、人それぞれ違う。

    永森さんが子供時代好きだった黄色は、さて、現在・過去・未来どれだったのかな?、と勝手に想像を膨らませてしまいました。

    永森さんはご両親、旦那様、周りの方々にすごく愛されている事が本を通してよく分かりました。
    永森さん。ご経験を読ませて頂きありがとうございました。
    私も、これからの人生、さらに命を生き切りたいな、と思いました。

    • さくらさん、こちらのコメント、今気づきました。遅くなってごめんなさい。「三色のキャラメル -不妊と向き合ったからこそわかったこと-」をお読みくださり、またご丁寧な感想まで頂戴しありがとうございます。私が体験した出来事や思いに思いを馳せ、寄り添ってくださったこと、心より感謝いたします。個人的なことを赤裸々にしたためることに躊躇がなかったわけではなく随分悩みましたので、さくらさんからいただいたようなコメントを拝見しますと、勇気をもって出版した甲斐があったと思えます。不妊当事者は、私だけでなく、みなさんそれぞれがその経験から生じるドラマを生きられているのだと思います。乗り越え方や生き方はそれぞれだと思いますが、ご自身のことと照らし合わせながら、参考にしていただける部分があったとしたら幸せです。さくらさんもどうぞお体ご自愛の上、ご自身が納得のいく人生を歩んでくださいね。感謝を込めて。永森咲希

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