輝く星

昨夜は火星と地球の最接近の日でした(15年ぶり!?)。

kasei1

火星の直径は地球の半分ほどしかなく、日頃はなかなか見えない星。

2年2ヶ月毎に私たちに近づき、輝きでその存在を知らせてくれるんだと知ると、なんだかとても愛しくなってしまう。

「いつもそんな風に光ってるんだね」

「夜空の向こうにしっかり輝くあなたがいること、覚えておくね」

kasei2

目立つことなくひっそりと、粛々と日常を暮らす人たちの、そのひとりひとりの人生に輝きがあることを想起させられた夜空でした。

永森咲希
(不妊カウンセラー・家族相談士・キャリアコンサルタント・産業カウンセラー)
**************************
~不妊の悩み
  子どもをあきらめる葛藤
  あきらめてからの思いを支える~
一般社団法人MoLive(モリーヴ)
〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2-15 ウィン青山942
Tel:03-6868-3944
Fax:03-6893-3931
e-mail: saki.nagamori@molive.biz
URL:http://molive.biz/
facebook page: https://facebook.com/molive.room
**************************

2018年8月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

ドラセナ(幸福の木)の開花

13年前に我が家にやってきた「ドラセナマッサンゲアナ(幸福の木)」が、猛暑突入前に花を咲かせました。10年前にこの場所に越してきてからこれで3回目。

koufuku1abc

夕方から花開き、夜香りを放ち、朝はまた閉じるというサイクルのドラセナ。開花時期は、家がその強く甘い香りに包まれるほど、とにかく夜の香りの強さは強烈です(南国の花の香りのようで私は大好きですが)。

koufuku4ab

放任主義にもかかわらず我が家のドラセナの開花率が高いのは、彼女(なんとなく女子と思って育ててきた)のいる場所が、吹き抜けの天窓から1日中陽が当たる、彼女にとっての特等席だからかな。

最近、茶話会に参加される方が増えています。悩みや苦しさを抱えながらも元気に生きたいと思う、笑顔が素敵な方々ばかり。

時間がかかったとしても、ご自分の花を咲かせるために、陽を浴びながら、良き場所を探し続けていただきたいなと、そんなことを夜な夜な思うドラセナ開花の時期でした。

koufuku2

永森咲希
(不妊カウンセラー・家族相談士・キャリアコンサルタント・産業カウンセラー)

2018年8月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

MoLive茶話会「妊活・不妊治療の終結を考える会」終了

今日はモリーヴの茶話会「妊活・不妊治療の終結を考える会」でした。

この猛暑の中9名が参加され、ファシリテーターとコファシリテーター含めて11名。なかには西日本から新幹線で参加された方もいらっしゃいました。

初めての場所にひとりで参加する皆さんの勇気と緊張。少しでも開放感のある空間をと、アートギャラリーでの開催としました。

komore-bi-20180721-2

ほとんどが40-45歳で、治療歴もそれぞれ。成育環境も、家族構成も、夫婦関係も、職場環境も、価値観もそれぞれ異なる中、全員の共通の悩みは「不妊治療をやめられない」こと。

「そろそろ終わりにした方がいいのはわかってきているけれど、どう終わりにしたらいいのかがわからない」「やめようと思いながらも、人の妊娠を聞くと心が揺れ、もう1度・・・と思ってしまう」といったような終わりにできない気持ちの他に、夫婦で足並みを揃えることの難しさや、自身の中に芽生える自分らしくない黒い気持ちについてのお話が主となりました。

「私はこんな風に考えるようにしたら気持ちが楽になった」
「そんな風に考えられたらいいですね」
「私も参考にさせていただこう」

「こんな風に考えるのは私だけだと思っていた」
「そんなことないですよ。みんなそんな風に思うことあります」

・・・etc.

それぞれの思いを伝え合ったあっという間の2時間でした。

今日は納涼会と称して懇親会も企画。
茶話会の後ゆえ一層話もお酒も弾み、二次会まで突入でした。

20180721-kanpai

みなさん、ちゃんと帰れたかな。

みなさん、お疲れ様でした。
みなさんそれぞれがあきらめることなく、ご自分の未来に向かっていけますように。

20180721-anketo

また集いましょう。

来月は「卒業生の会」です。

MoLive
永森咲希

2018年7月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

Unrecognised Heroes(気づかれないヒーロー): 2018 ナースのためのART医学セミナーに参加

本日(2018年5月20日)、「2018 ナースのための ART医学セミナー」に参加しました。400人を越すナースたちが全国から集まり、会場は熱気に包まれていました。

日本の生殖医療の歴史についての講演を皮切りに、ルイーズ・ブラウンさんのスピーチ、不育症の現状、男性不妊の治療や、内膜症と不妊の関係、最後は子宮移植の今と未来等々、朝から夕方まで濃密な内容続きでした。

熱意あるドクター方の思いと、患者支援意識の高いナースの方々の思いに圧倒されましたが、印象的だったルイーズ・ブラウンさんの言葉があります。

「子どもを切望した両親は、救世主であるドクターに心より感謝しましたし、私も私をこの世に誕生させてくださったことに感謝しています。私自身も子どもを持ち、40歳という年齢になった今だからこそ、その有り難さを一層強く感じるのだと思います。同時に母がずっと話してくれたこと。『不安や怖さを抱える私を常に支えてくれたのは、ナース達だった』ということです。世界初の体外受精で生まれるベビーということで注目されたのは、ドクターや両親や私。ですが、その時どこからも注目されなかったナースの存在こそが、母にとってかけがえのない支えだったのです。今日は患者を支えるunrecognised heroes(気づかれないヒーロー)である日本のナースの皆さんに会えて、とても嬉しいです」

ナースの皆さんあっての医療だということを、あらためて感じた1日でした。

nurse-2

昨夜はルイーズさんを迎えての前夜祭。
1978年に世界で初めて体外受精によって誕生されたルイーズ・ブラウンさんは、現在2人のお子さんのおかあさん。歴史的な時間を皆さまと共有させていただきましたこと、大変光栄でした。

ありがとうございました。

party

脈々と続く生殖医療や当事者支援の流れの中で、 微力でもその流れの中に身を置き、皆さまと共に人々の幸せな人生に向けてお役に立てるよう、精進を重ねていきたいと思いをあらたにした2日間でした。

永森咲希

2018年5月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

カウンセリングで、妊活中の心の新陳代謝を

こんにちは。永森咲希です。
今日は、妊活中の心の新陳代謝にカウンセリングを、というお話し。

妊活中「辛くて辛くてどうしようもない」「自分がダメな人間のような気になってくる」といったお気持ちをお聞きすることがよくあります。また、「いい歳して自分の揺れる気持ちをどうすることもできない」とジレンマに陥る方もいらっしゃいます。

ですが、妊活中(不妊治療中)のそうした感情は、自然なこと、当然の反応だということをどうか理解しておいてください。

一般的に、具合が「悪い」「痛い」「苦しい」といった不調や不快感を治してもらうために病院に行きますが、不妊治療は「子どもが欲しい」という”気持ち”から医療機関に出向くわけです。

つまり、不妊治療は「治るか治らないか」ではなく、「欲しいものが手に入るか入らないか」です。「欲しい」という願いが叶わなくて反応するのは、体ではなくまず心。辛くなって心が揺れるのは自然なことなんですね。

greenleaves

皆さん体のケアは一生懸命になさいます。

体を冷やさないようにと気をつけ、マッサージや整体、ジム等に通われたりして、妊娠しやすいように良好な体の新陳代謝を目指す方が多い。食べ物や飲み物にも気を遣いますよね?

ですが、心はどうでしょう。

体は新しい食べ物を摂り入れては排泄し、運動して体を動かすことで汗を出すといった新陳代謝をしますが、心の新陳代謝はできていますか。

kumo

戸惑いや混乱をひとりで抱え込み、ただただ同じ思いが頭の中をぐるぐる廻り、考えるにも決まった思考傾向で、結局辛い思いや悩みが深まっていくだけ、という状況にありませんか。

心の中に溜まったもの、蓄積された悶々とした思いをまず吐き出してみること。それが新陳代謝につながるとも言われています。

頭の中だけで同じ思考で考え続けていると、自分が何を考えているのかさえもわからなくなる、なんてこともありますよね。

不妊のことは、皆が経験することではありませんので、なかなか人にわかってもらえないことがあります。貴女を励ましたくて投げかけてくれた言葉に傷つくこともあったりします。

そんな時こそ、不妊の心理を熟知したカウンセラーのカウンセリングを受けてみてはいかがでしょう。

人に話すということは、自分が思っていることを相手にわかるように伝える作業です。耳が自分の口から発した言葉をあらためて聞くことで、ほんのわずかでも自分の思考傾向がわかったり(「私ってまたこのこと言ってる」とか)、違和感を感じたり(「本当はこのことがイヤなわけじゃない気がする」とか)等、自分の思いや考えを整理することにつながることがあるんです。

そして、カウンセラーからの質問に答えるうちに、違うものの見方や捉え方に気づくようなこともあります。

いいアロマの香りを嗅ぐこと。旅をしてみること。好きなコンサートに行ってみること・・・etc. そうした気分転換も不妊治療中(妊活中)の大切なエッセンスですが、できるだけ心穏やかに過ごせるように、カウンセリングを取り入れてみることも対策のひとつとしてお勧めしたいと思います。

現在私は委託を受けて、定期的に ”はらメディカルクリニック”でカウンセリングを担当させていただいています。

hararoom

心理部門にはそれぞれ個性の異なる3名のカウンセラーが所属しており、院内の患者さんだけではなく院外の方も予約でき、3名の中から希望するカウンセラーを選べるようなシステムになっています。

院長の原先生はじめ、院内のスタッフが ”心のケア” の重要性と必要性についてよく理解され、カウンセリングにも力を入れている様子がわかります。

ちなみに私(永森咲希)の枠は、

毎週火曜日(1枠) 18:00-18:50
毎週木曜日(1枠) 18:00-18:50
奇数週の土曜日(2枠) 10:00-10:50 / 11:30-12:20

不妊治療中の悩みだけでなく、ご夫婦のこと、ご家族との問題、仕事との両立の葛藤、人間関係・・・etc. どんなことでも構いません。悩み深い皆さんが少しでも心穏やかに過ごせるよう、精一杯務めさせていただいていますので、お気軽に利用なさってみてください。

お待ちしています。

rose

永森咲希
(不妊カウンセラー・家族相談士・キャリアコンサルタント・産業カウンセラー)
***************************************
~不妊の悩み
  子どもをあきらめる葛藤
  あきらめてからの思いを支える~
一般社団法人MoLive(モリーヴ)
〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2-15 ウィン青山942
Tel:03-6868-3944 Fax:03-6893-3931
e-mail: saki.nagamori@molive.biz
URL:http://molive.biz/
facebook page: https://facebook.com/molive.room
***************************************

2018年5月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

昨日(4月7日)の茶話会、終わりました

昨日は、はらメディカルクリニックでのカウンセリングの後、モリーヴの茶話会「妊活・不妊治療の終結を考える会」で、当事者の方々と密度の濃い時間を過ごした1日でした。

sawakai-1

落ち着いた色味の絵画や陶芸作品の展示の中、ゆったりとした空間でのわかち合いの会(茶話会)。初めて会ったとは思えないほど、皆さんそれぞれが思いの丈を伝え合い、話題も多岐に渡りました。

sawakai-2

パートナーに対する思い
親や姉妹に対する気持ち
人間関係の葛藤
自分のアイデンティティー
経済的な問題
…etc.

涙あり、笑いありのあっという間の時間。

お話しし始めた途端に溢れ出て止まらなくなる涙。聞いている方々も共に涙を流しながら静かに待つ。そんな皆さんの優しい時間が、自然に安心の場をつくっていきました。

同じ経験をしているからこそ、涙にも笑いにも共感し合える特有の場所。
昨日は、下記のような感想をいただきました。

「来る前と今とでは心の重さが違うのが自分でもわかります」
「来るまではとても緊張しましたが、なかなか口に出せないような心境についても安心して話すことができました」
「みなさんの貴重なお話を聞かせていただけて、とても参考になりました」
「わかったことがたくさんありました」
「私だけじゃないんだということを肌で感じることができました」
「今度は卒業された人たちの会にも参加したいです」

治療を続けることや止めることについては、たくさんのブログ等の情報が溢れていて、それに翻弄される方も多くいらっしゃいます。
「もう治療はやめよう、子どもはあきらめよう。そう思ったのに、同じ年齢の人が妊娠されたブログを見て、やめられなくなってしまった」・・・etc.

他の方々の様子を字面で追い、その視覚からの情報を自分の決断や選択に活かすことは難しいことなのかもしれません。他の方々の思いの“温度”を直接感じる体験こそ、ご自身の判断や決断に活かされるものなのかもしれないと、昨日の茶話会を通して感じました。

仕事、治療、家事等で忙しい状態の中参加するのは大変なことですし、知らない場所、知らない人たちの中に身を置くこともとても勇気が要ることです。それをなさる皆さんは、藁をも掴みたい気持ちでいらしたり、なんとか現状を変えたいと思ってらっしゃる方々。参加なさることが、既に次の1歩への種まきだと思います。

みなさんの、人生と真摯に向き合う姿から、私自身もたくさんのメッセージをいただきました。

sawakai-3

ありがとうございました。

モリーヴ 永森咲希

2018年4月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

伯父の旅立ち

伯父が先週84歳の人生を終え、旅立った。
少し長くなるけれど、伯父の冥福を祈る意味で、ここに伯父のことを記したい。

naoji-2

このブログにも一昨年「子どものいない老後」というタイトルで、しばしば書かせてもらった伯父。血のつながりがあるのは伯母で、伯父とは血縁はなかったが、幼い時から娘のような存在として愛情を注いでもらった。

弱くなっても我が家をこよなく愛し、家から離れることに大きな抵抗を示し続けてきた伯父と伯母も、昨年の夏の終わりから介護施設でお世話になることになった。

hiludemoa-1

持病を抱え、大手術をし、何度かの入退院をしながらもぎりぎりまでふたりだけの暮らしを続けてこられたのは、ケアマネさん、ヘルパーさん、ソーシャルワーカーさん、在宅医療の訪問医と看護師さん等々、たくさんの人たちの支えがあったから。誠実で、何事も我が事のように一緒に考えてくれた皆さん。難しいふたりと上手にテンポを合わせてながら、いつも適切な助言をしてくれた。

時に、ふたりを訪ねてケアをする私の心が折れどうにもならない時も、話しを聞き、そっと見守り私に時間を与えてくれた。

ふたりに何かあった時にすぐ動けるように、何年にも亘り、介護施設研究所の担当者にもお世話になった。過去ふたりの生活に限界が感じられたことが何度かあったが、その度にあちこちの施設を一緒に回り親身に相談にのってくれた。にもかかわらず決断できず、自宅暮らしが続くというパターンを繰り返した。近づいたり離れたりするご縁の中、距離を保ちながらずっと伴走してくれていたことには心から感謝している。

そんな時間があったからか、昨年の夏、訪問医から「ふたりの暮らしが限界にきた」ことを伝えられた後の施設選定は早く、あっという間に入居施設が決まった。まさにその担当者のおかげだった。

横浜が好きで住み慣れた家からそう遠くない三溪園。ふたり揃って部屋が確保できたことも奇跡的だったが、薦めてもらったこの施設の介護スタッフには本当に助けられ救われた。

あらゆる観点から、人としての尊厳を大事にする介護。
介護施設での事件を耳にする昨今だが、志高く、家族以上に優しく寄り添ってくれる温かいスタッフたちに見守られながらの生活で、きっと伯父は心穏やかな時間が過ごせたのではないかと思う。

先週末この施設で伯父の葬儀を執り行った際、多くの介護スタッフの心に触れ、それをあらためて感じることができた。

入居初日から寄り添ってくれた男性スタッフが、涙を流しながら伯父への手紙を読んでくれた。そして、伯父と関わったたくさんのスタッフたちが寄せ書きをしてみおくってくれた。そこには私が知らない伯父の姿も多くあり、思わず微笑みがこぼれた。

naoji-4

入居直前から意思の疎通ができなくなり、どんな風に思っているかずっと気になっていたけれど、伯父孝行できたかなと今は落ち着いた気持ちで過ごせる私がいる。介護スタッフたちのおかげだ。

人は必ずなんらかのメッセージを残して旅立っていくと聞く。
最後まで自身の体と心と闘った伯父の姿から、「子どもがいるいないに関係なく、自分の命は精一杯まっとうする」ということを学ばせてもらった。

伯父の生涯に労いのエールを送り、このブログに残し、私の最期の時まで私がしっかり忘れずにいることを誓おうと思う。そして、認知症を患いながらもずっと妻の伯母を案じていた伯父のために、これからは残された伯母を支え続けていくこともここに誓おう。

************

昨年の年末から本当にいろいろなことがあった。
父、母、夫、私とインフルエンザに順番に罹り(予防接種をしていたにもかかわらず)、私が罹った翌日に父が肺炎から緊急入院し、一時は危ぶまれ慌て戸惑ったけれどなんとか回復。そんな時に伯父の容態悪化と旅立ち。

見えない大嵐に翻弄させられているような時間だった。
不義理をしてしまった方々もたくさんいる。

この場をお借りしてお詫びいたします。ごめんなさい。
日常に戻りつつあります。

それにしても、幼い時から手が届くところにいた人がいなくなってしまうこと、、、寂しい。

ありがとう。

naoji-5-yuhi

永森咲希

2018年1月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

情報発信サイト シュフィール「Shufeel-主婦の悩みを専門家が解決-」の取材記事の掲載

5月から6月に亘り、情報発信サイト シュフィール「Shufeel – 主婦の悩みを専門家が解決 – 」に私が受けた取材記事が9回連載で掲載されました。
詳細は下記のURLをクリックください。

クリック ⇒ http://molive.biz/?page_id=7222

心理や心理支援について学んできた者として、また経験を重ねてきた当事者として、そして現代を生きる一女性として、不妊を取り巻くさまざまなテーマについてあらためて向き合った時間でした。

この取材記事が掲載されてふと、「5年後に同じ取材を受けたら、同じことをお話しするだろうか」という思いが浮かびました。
私が接する相談者の方も、学ぶことも今より増えるでしょうし、人として、女性としての人生経験も増えるわけで、また少し違った視点も出てくるような気がしたのです。電車に乗って目的地に向かう時、車窓の景色が変わるように、ものの捉え方や視点も変わるのも自然なこと。

今よりももっと当事者の方々にとって適したお話しができるようになるといいな・・・

長い時間をかけて取材記事をまとめ上げてくださったシュフィールの編集の方々、不妊についての学びを重ねてくださった担当の樋浦さん、ありがとうございました。

shufeel

永森咲希

2017年7月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

梅ヶ丘産婦人科院長 辰巳賢一先生のエールインタビュー

◆ 梅ヶ丘産婦人科の辰巳賢一先生から、エールインタビューをいただきました

妊娠希望年齢が高齢化している現代、不妊治療をしている方はたくさんいらっしゃいます。
すべての方の願いが叶うのであれば、こんなに幸せなことはありません。
ですが、残念なことに、あきらめなくてはならない方々も多くいらっしゃるのが現実です。

希望があるからこそ、辛い治療も続けられるんですよね。
治療をやめるということは、希望を失うことを意味します。
辛くないわけがありません。

むしろ治療を続けている時よりも、あきらめることを決断する時期やあきらめてからの方がお辛いと感じられる方が多いのではないでしょうか。

ですが、なんとかご自分を奮い立たせ、自身の人生の意味や生きがいを見つけようと努力されていらっしゃる。そんなご様子を拝見し、「みなさんが次の1歩を踏み出すために、優しく背中を押してくれる”何か”はないだろうか・・・」と思いを巡らせたどり着いたのが、「エールインタビュー」でした。

患者さん(当事者の方)と関わる職務についておられる方々が、日頃どのような思いでいらっしゃるのか、また治療を終結せざるを得ない方や、子どもをあきらめた方々に向けて、どんなことを伝えたいと思っていらっしゃるのか。贈る言葉も含め、それをお聴きしたのがエールインタビューです。

今回は、梅ヶ丘産婦人科(都内の小田急線「梅ヶ丘」駅そば)の院長、辰巳賢一先生にインタビューさせていただきました。
日頃はなかなか伺えないドクターの思い、ぜひご覧ください。

DrTatsumi-hyoshi

辰巳賢一先生のエールインタビューは ⇒ こちらをクリックください

永森咲希

2017年7月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

「ちょっと大人のヴァイオリンとお酒の朗読会」

先日、友人のお店「季寄せ 蕎麦 柏や(三鷹)」で「ちょっと大人の ヴァイオリンとお酒の朗読会」なるものに行ってきた。太宰治の桜桃忌の朗読で、「朝」「失敗園」「桜桃」の3作品。

dazai1

太宰治と三鷹は縁が深く、太宰が1939年に三鷹に転居した後、1948年に玉川上水に入水するまでの約9年間、三鷹で作家として数々の作品を執筆した。

dazai2

私は「走れメロス」くらいしか記憶になく、しかも朗読を聴くのは初体験。ではなかったか。あった、小学校の時の国語の授業。クラスメートが順番にあてられ、それぞれがみんなの前で教科書を読む(朗読する)ことがしばしばあったことを思い出した。字面を追っただけの子どもの棒読みの朗読から、なんの情景が浮かんだだろう。

dazai3

店内は残席ゼロでいっぱい。今の店主岩崎氏のお婆様が、当時2軒隣に住んでいた太宰の愛人にお金を貸したまま入水されてしまったとか、そんな生々しいエピソードから始まったので、なんとも太宰を身近に感じながら聴くことができた。

美味しい太宰弁当(太宰が愛した若生昆布おにぎりは特に)とお酒をいただきながら、3名の朗読者の語りと落ち着いたヴァイオリンの音色に酔いしれた。

dazaibento

dazai7

そして、声や語りには「魂」が宿ることをあらためて感じた。無機質でなんの息吹も感じられない声や語りもある一方、まさにその情景が瞼の奥に浮かんでくるような語り。

私も講演させていただいたり、相談者の方とお話しさせていただいたりする機会があるけれど、無機質でぞんざいにならないように、目の前にいる方に「伝えよう」とする想い、「聴かせていただく」という思いが生きるように、丁寧であることを忘れずにいたいと思った夜だった。

太宰治作品、また読んでみたい・・・。

***************
演出・朗読 原 きよ さん
朗読 山東 けい さん
朗読 松岡明日香 さん
ヴァイオリン 新澤 秀子 さん
***************

永森咲希

2017年6月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin